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御社の動画は解りやすく大変勉強になります。 今回の動画では触れられていませんでしたが、奇数刃のエンドミルはビビりの抑制に有効であると聞きますが、これは事実なのでしょうか? また、どのような原理で振動の抑制に影響しているのかご教示いただけると幸甚に思います。
コメントありがとうございます‼奇数刃のエンドミルが偶数刃に比べビビりにくいというのは事実です。ビビりの正体は「共振」ですので、共振の原因である「周期的な振動」を減らす事でビビりが抑制されます。きれいに分割された偶数刃にくらべ、対角線上に刃が無い奇数刃ではこの周期的な振動が起きづらく、結果的にビビりが起きづらくなっています。また、偶数刃でも、不等刃のように意図的にバランスを崩し、この周期的な振動を抑制しているものもあります。ただ、奇数刃や不等刃など、どのような刃物でも固有振動に近い周期の振動が発生するとビビります。※更に先の「なぜ対角線上に刃がないと周期的な振動が起きづらいのか」については、私の拙い文章では全てを説明出来る自信がありません。。。中途半端な回答をしてしまうと炎上しそうなので、誰か上手く説明できる方のコメントを待ちたいです。(-_-;) 参考にならずすいません。
マシニングセンタを扱う仕事に就こうとしているのですが、エンドミルなどの刃物は図面の寸法指示で選定すると思うのですが、カタログを見ると種類があり過ぎて何をどう選べたばあばいいか分かりません。刃物(エンドミル)の選び方を教えて頂けると助かります。
底面の仕上げで、大工さんが使うカンナの要領でねじれが強い4枚刃の方が2枚刃より抵抗が少ないのできれいに仕上がる気がしますが、実際はどうなんでしょうか?1枚刃がきれいというお話を受けると、刃数が多くなるほど刃の高さのばらつきの頻度が高くなるので理論上は4枚刃のほうが2枚刃よりもきれいに仕上がるが、工具の出来具合の問題があるため実際は刃数が少ないほうが優位に働く、という認識であっていますか?(これらの話はアタリがついていないピンカド工具に限った場合とさせていただきます。)
コメントありがとうございます。返答が遅くなり申し訳ございません。「ネジレの強さで底刃の仕上がりが違うか」についてお答えします。おそらくカンナを例に出されたので、イメージ的に「刃が寝るので鋭利になる」とお考えかと思います。ただ、エンドミルの刃はスクイ角、逃げ角等様々な要素で構成されているため、一概には言えません。極端な話、高硬度用の刃物ではすくい角がネガティブ(0度よりも前)になっているものもあり、「切る」より「削り取る」ように切削するものもあります。それらは往々にして超強ネジレの物です。刃数と仕上がりの問題ですが、「1枚刃と2枚刃と4枚刃」ではなく「1枚刃と多刃」で考える方が良いかと思います。1枚刃の軌道は必ず同じところを通ります。対して、複数刃は必ずズレが生じるものです。そのため、多刃の数はあまり関係ありません。刃が多くなれば高さのばらつき範囲が「かならず大きくなる」という前提であれば仕上げに影響するかもしれません。ただし、工具製作にあたり、刃数で公差を分けている事はないので、何枚刃であれ一定の公差範囲に入っているので、結局は工具の出来次第かと思います。仕上げの綺麗さは、工具よりも条件(クーラントや設備の剛性等も含めて)に左右される事が多いです。ただ、これらはあくまでも理論上の話で、実際は理論通りにならない事も多々あり。。。切削って難しいですよね。。。今後ともよろしくお願い致します。
コメントありがとうございます!刃物の種類、多すぎて迷いますよね。下記の順番で見ていくと絞れてくるとおもいます。①ワークの形状まずは削る寸法に合った寸法の工具を選びます。当然8mmの溝にΦ10のエンドミルは使えませんよね。また、深さが50mmのところに全長50Lのエンドミルでも保持できません。最低でも加工できる寸法の工具を選定します。側面切削で干渉がない場合は、太い工具のほうが剛性があり適しています。但し、太い工具は高いですので、予算とのバランスを見ながら決定します。②ワークの材質一般的に、やわらかい素材(アルミ・樹脂等)なら切りくずが大きくなるため、溝の深い刃数の少ないものを選定します。逆に硬い素材(工具鋼等)なら剛性の高い刃数の多いものを使用します。通常の鉄系の切削なら4枚刃で大丈夫です。それ以外に刃の角度(すくい角、逃げ角等)も関係しますが、一般的に販売されているものはある程度最適化されているので、刃数でみれば大丈夫です。6枚刃等の高硬度用なのに逃げ角がアルミに適したようなものはほぼありません。③工具のコーティング最近の超硬エンドミルはコーティングされているものが多いです。アルミ・樹脂:コーティング無しorDLCコート一般鋼:TiAlN等高硬度用:Si系コーティングは奥が深く、一概には言えませんが汎用性が高いTiAlNであればそれなりに対応できます。ただ、アルミ等やわらかい素材の場合、コーティングがあることで逆に溶着しやすくなる可能性もあります。わかりにくさもあると思いますが、〇〇用と書いてあるものも多いので、まずはそちらを使ってみるのが良いかと思います。マシニングセンタでは、エンドミルの他、ドリルやタップ、リーマなどたくさんの工具が使われます。最初は大変ですが、工具一つで生産効率が大幅に上がる事を発見したり、面白いこともたくさんあります。現場には工具メーカーより詳しい方がたくさん居ますので(工具マニア??)、頑張ってその域まで極めてください!今後とも宜しくお願い致します。
ありがとうございました。詳しく書いて下さって分かりやすかったです。がんばってみます。
がんばってください!また何かございましたらコメントください。☺
2:00の切り屑が詰まらないように刃数を多くとはどういうことですか?刃数が多いと切り屑は詰まりやすいですよね?
コメントありがとうございます。「切り屑が詰まらない前提であれば」のところの字幕が間違っていました。申し訳ございません。おっしゃる通り、刃数が多くなると切り屑は詰まりやすいです。ご指摘ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
御社の動画は解りやすく大変勉強になります。
今回の動画では触れられていませんでしたが、奇数刃のエンドミルはビビりの抑制に有効であると聞きますが、これは事実なのでしょうか? また、どのような原理で振動の抑制に影響しているのかご教示いただけると幸甚に思います。
コメントありがとうございます‼
奇数刃のエンドミルが偶数刃に比べビビりにくいというのは事実です。
ビビりの正体は「共振」ですので、共振の原因である「周期的な振動」を減らす事でビビりが抑制されます。
きれいに分割された偶数刃にくらべ、対角線上に刃が無い奇数刃ではこの周期的な振動が起きづらく、結果的にビビりが起きづらくなっています。また、偶数刃でも、不等刃のように意図的にバランスを崩し、この周期的な振動を抑制しているものもあります。ただ、奇数刃や不等刃など、どのような刃物でも固有振動に近い周期の振動が発生するとビビります。
※更に先の「なぜ対角線上に刃がないと周期的な振動が起きづらいのか」については、私の拙い文章では全てを説明出来る自信がありません。。。中途半端な回答をしてしまうと炎上しそうなので、誰か上手く説明できる方のコメントを待ちたいです。(-_-;) 参考にならずすいません。
マシニングセンタを扱う仕事に就こうとしているのですが、エンドミルなどの刃物は図面の寸法指示で選定すると思うのですが、カタログを見ると種類があり過ぎて何をどう選べたばあばいいか分かりません。
刃物(エンドミル)の選び方を教えて頂けると助かります。
底面の仕上げで、大工さんが使うカンナの要領でねじれが強い4枚刃の方が2枚刃より抵抗が少ないのできれいに仕上がる気がしますが、実際はどうなんでしょうか?1枚刃がきれいというお話を受けると、刃数が多くなるほど刃の高さのばらつきの頻度が高くなるので理論上は4枚刃のほうが2枚刃よりもきれいに仕上がるが、工具の出来具合の問題があるため実際は刃数が少ないほうが優位に働く、という認識であっていますか?(これらの話はアタリがついていないピンカド工具に限った場合とさせていただきます。)
コメントありがとうございます。
返答が遅くなり申し訳ございません。
「ネジレの強さで底刃の仕上がりが違うか」についてお答えします。
おそらくカンナを例に出されたので、イメージ的に「刃が寝るので鋭利になる」とお考えかと思います。
ただ、エンドミルの刃はスクイ角、逃げ角等様々な要素で構成されているため、一概には言えません。
極端な話、高硬度用の刃物ではすくい角がネガティブ(0度よりも前)になっているものもあり、「切る」より「削り取る」ように切削するものもあります。それらは往々にして超強ネジレの物です。
刃数と仕上がりの問題ですが、「1枚刃と2枚刃と4枚刃」ではなく「1枚刃と多刃」で考える方が良いかと思います。1枚刃の軌道は必ず同じところを通ります。対して、複数刃は必ずズレが生じるものです。
そのため、多刃の数はあまり関係ありません。刃が多くなれば高さのばらつき範囲が「かならず大きくなる」という前提であれば仕上げに影響するかもしれません。ただし、工具製作にあたり、刃数で公差を分けている事はないので、何枚刃であれ一定の公差範囲に入っているので、結局は工具の出来次第かと思います。
仕上げの綺麗さは、工具よりも条件(クーラントや設備の剛性等も含めて)に左右される事が多いです。
ただ、これらはあくまでも理論上の話で、実際は理論通りにならない事も多々あり。。。
切削って難しいですよね。。。
今後ともよろしくお願い致します。
マシニングセンタを扱う仕事に就こうとしているのですが、エンドミルなどの刃物は図面の寸法指示で選定すると思うのですが、カタログを見ると種類があり過ぎて何をどう選べたばあばいいか分かりません。
刃物(エンドミル)の選び方を教えて頂けると助かります。
コメントありがとうございます!
刃物の種類、多すぎて迷いますよね。
下記の順番で見ていくと絞れてくるとおもいます。
①ワークの形状
まずは削る寸法に合った寸法の工具を選びます。
当然8mmの溝にΦ10のエンドミルは使えませんよね。
また、深さが50mmのところに全長50Lのエンドミルでも保持できません。
最低でも加工できる寸法の工具を選定します。
側面切削で干渉がない場合は、太い工具のほうが剛性があり適しています。
但し、太い工具は高いですので、予算とのバランスを見ながら決定します。
②ワークの材質
一般的に、やわらかい素材(アルミ・樹脂等)なら切りくずが大きくなるため、溝の深い刃数の少ないものを選定します。逆に硬い素材(工具鋼等)なら剛性の高い刃数の多いものを使用します。通常の鉄系の切削なら4枚刃で大丈夫です。それ以外に刃の角度(すくい角、逃げ角等)も関係しますが、一般的に販売されているものはある程度最適化されているので、刃数でみれば大丈夫です。6枚刃等の高硬度用なのに逃げ角がアルミに適したようなものはほぼありません。
③工具のコーティング
最近の超硬エンドミルはコーティングされているものが多いです。
アルミ・樹脂:コーティング無しorDLCコート
一般鋼:TiAlN等
高硬度用:Si系
コーティングは奥が深く、一概には言えませんが汎用性が高いTiAlNであればそれなりに対応できます。
ただ、アルミ等やわらかい素材の場合、コーティングがあることで逆に溶着しやすくなる可能性もあります。
わかりにくさもあると思いますが、〇〇用と書いてあるものも多いので、まずはそちらを使ってみるのが良いかと思います。
マシニングセンタでは、エンドミルの他、ドリルやタップ、リーマなどたくさんの工具が使われます。
最初は大変ですが、工具一つで生産効率が大幅に上がる事を発見したり、面白いこともたくさんあります。
現場には工具メーカーより詳しい方がたくさん居ますので(工具マニア??)、頑張ってその域まで極めてください!
今後とも宜しくお願い致します。
ありがとうございました。
詳しく書いて下さって分かりやすかったです。がんばってみます。
がんばってください!
また何かございましたらコメントください。☺
2:00の切り屑が詰まらないように刃数を多くとはどういうことですか?刃数が多いと切り屑は詰まりやすいですよね?
コメントありがとうございます。
「切り屑が詰まらない前提であれば」のところの字幕が間違っていました。申し訳ございません。
おっしゃる通り、刃数が多くなると切り屑は詰まりやすいです。
ご指摘ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。